BERING

SPECIAL INTERVIEW

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インタビュー

INTERVIEW

マイケル・ウィット・ヨハンセン

BERINGの創設者であるマイケル氏へのインタビュー企画です。
ブランドのストーリーや哲学、スタートするまでの経緯やこれまでの経験についてお話を伺いました。
日本のお客様へのメッセージも頂いていますので是非ご覧ください。

Q.2010年にBERINGを立ち上げようと決心したとき、どのような想いでスタートしたかお聞かせください。

私のビジョンは、ミニマルな北欧デザインと北極の美しさを融合したブランドを創ることでした。

BERINGのストーリーは、私自身と密接な関係があります。

デンマークで過ごした子供時代から、 北極圏の息をのむような自然に魅了されてきました。父は25年以上もグリーンランド、フェロー諸島、アイスランドを定期的に旅していました。当時住んでいた家は、北極圏の写真や絵画、美術品で埋め尽くされ、グリーンランドの地方新聞を購読していたほどです。そして同時に、クリアでミニマルなデンマークデザインにも大きな影響を受けました。

これらの2つの世界を融合させることが、私の夢となり、それはBERINGで実現しました。北極の美しさと、モダンで時代を超越したデンマーク・デザインが融合したのです。

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全ての始まりは、 私の友人であり共同創設者であるRene Kaerskov(レネ・ケルスコフ)が、世界的な環境保護イベントであるアース・アワーの最中に北極上空でパラシュートジャンプをし北極の地に降り立ったことです。彼は、この行動を通じて世界の人々に地球温暖化の影響の注意喚起をしたかったのです。この行動が私たちにインスピレーションを与え、BERING のコンセプトに繋がりました。

そして2010年、私のビジョンは、ミニマルなデンマークデザインと北極の力強さと美しさを融合した時計ブランドを作ることになりました。どこまでも続く氷の風景と 果てしなく広がる風景の澄み切った美しさは、私に強烈な印象を残しました。私は、この純粋さと永遠性を エレガントで耐久性のある高品質のプロダクトに反映させたいと考えました。

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そのため、当初からハイテク・セラミックや傷のつきにくいサファイアガラスなど、高級素材を使用することに重点を置いていました。加えてソーラー・テクノロジーは私たちのコレクションに欠かせない要素です。

この技術は、高品質で美しく、サスティナビリティなモデルを製造するという私たちの意思に合致しています。私は、強いストーリーと品質への明確なコミットメントを持つブランドは、世界中の顧客の共感を得られると確信していました。

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Q.ブランドを立ち上げてから15年間、多くのことがありました。最も困難だった瞬間やターニングポイントはありますか?

グローバル市場の変化や、消費者の習慣の変化に対応することは挑戦であり、同時にチャンスでもありました。

どのような旅にも困難やトラブルはつきものですが、BERINGのサクセスストーリーも例外ではありません。

その中でも最大の難関のひとつは、競争の激しい市場に身を置くことでした。しかし、そういった環境の中でもBERINGはすぐに販売店と顧客の両方から信頼を得ることができました。その理由は、強いデザイン哲学、優れたサービス、そして一貫した高品質を提供できたからです。圧倒的な需要により、ブランドが世界へ広がり、人気の高い時計が完売することもありました。

この事実は、私たちのブランドコンセプトが国際的にアピールできるものであること、そして販売店との信頼関係が重要な鍵であったことを証明しています。結果として、立ち上げからわずか1年後には、デンマーク、ドイツ、オランダ、オーストリア、ベルギーですでに1,000以上の販売店を持つに至りました。それから2年も経たないうちに、BERINGの時計は、カナダ、アメリカ、日本、オーストラリア、ロシアなどを含む世界中の市場に広がります。

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そして今日、BERINGは世界中7,500以上の高級専門店で取り扱われ、ユニークなディスプレイで展示されています。ショップの中にはブランドの世界観を体現するショップインショップも含まれています。私たちは、ショップインショップのシステムにより、より有効なスペースでブランドを表現し、豊富なコレクションを発表し、小売店の中で存在感を示すことで、印象的で魅力的なブランド体験を生み出すことができました。

もう1点重要なマイルストーンは、時計以外の品揃えとしてジュエリーを拡大したことです。これは、ブランドのイメージを向上させただけでなく、ブランドの成長を加速させました。

さらに、グローバル市場の変化や消費者の習慣の変化(特にデジタル変革期)への対応は挑戦であり、同時にチャンスでもありました。私たちは早くからeコマースを採用し、オンライン・プラットフォームやソーシャル・メディアを通じてお客様と強い関係を築いてきました。

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Q.BERINGの重要な価値観とブランド独自のセールスポイントについて教えてください。

タイムレスなデザイン、高品質な素材、そして生活の中で長く愛用できる持続可能な製品であるという事です。

BERINGの製品は、北極の美しさから得たインスピレーションと、北欧のミニマリズムを融合したタイムレスなデザインです。そして、ただ美しいだけでなく高品質な素材に、実用的な機能性と確かな耐久性を組み合わせることで、生活の中で長く愛用できる製品を提供しています。

また、私たちにとって持続可能性も大切なテーマです。責任ある調達と環境に配慮したパッケージング・ソリューションを重視し、環境フットプリントを最小限に抑える方法を常に模索しています。

特に、BERING設立以来、環境保護団体「ポーラーベア・インターナショナル」を積極的に支援しています。 この団体は、北極圏に生息するホッキョクグマの保護活動に取り組んでいます。私たちのチャリティーウォッチを通して 年間35万ドル以上をこの団体に寄付することができました。ポーラーベアーズ・インターナショナルのような組織とのパートナーシップは、ブランドのコミットメントを象徴するものであり、私たちのアイデンティティです。

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Q.海外出店や新商品、イベントなど、今後の計画について教えてください。

日本を含む様々な国でコンセプトストアをオープンし、世界中の方に喜んで新商品を用意しています。

2014年にハンブルクにBERING初の旗艦店をオープンした後、次々とコンセプトショップをオープンしました。私たちのグローバルのパートナーは、ヨーロッパ、アジア、北米のマーストリヒト、ソウル、シンガポール、ソルバングといった都市で、数多くのブランド・ストアを運営し成功しています。 今後数年間で、私たちは更に世界的な存在感を示したいと考えています。

アジア、特に日本で成功を収めており、市場での地位をさらに強化したいと考えています。 日本は28年前に初めて訪れて以来、私を魅了してやまない国です。28年前に初めて訪れて以来、これまでに8回訪れています。2年前に家族と訪れたのが最後ですが、忘れられない旅となりました!

私たちは、日本を含む様々な国でさらに多くのコンセプトストアをオープンする予定です。これからもイノベーションを推進し、新商品で世界中のお客様に喜んでいただけるよう努めます。

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Q.最後に、日本のBERINGファンやユーザーにメッセージをお願いします。

私は日本が大好きです。日本の伝統、文化、人々は本当にユニークです。日本から多くの情報を得ることは、私にとってとても意味のあることです。

日本人はデザインとディテールへのこだわりを大切にします。この国でBERINGが成功していることを誇りに思っています。日本のユーザーの皆さまに心より感謝申し上げます。これからも最高品質の製品をお届けできるよう、全力を尽くします。

私たち家族は、この素晴らしい国とその文化をさらに探求するために、近いうちに再び日本を訪れることを楽しみにしています。 皆様の信頼に感謝いたします、 ありがとうございました!

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Michael Witt Johansen (マイケル・ウィット・ヨハンセン)/創業者

デンマーク出身、BERINGの創業者であり、デザイナーとして自身もプロダクトを手掛ける。
北欧をはじめ、ヨーロッパの時計マーケットで様々なブランドビジネスを手掛け、2010年、幼いころから父親の影響で見て育った北極の自然の美しさと、自身が生まれ育った北欧のミニマルデザインを融合させたブランドBERINGを創業する。

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